職探しやってる。

 もうこの年令になると、仕事を選べない。

 最後まで職場にとどまって定年を迎えた方などは、ひきつづきその技量というかノウハウを期待されて嘱託で残ることが多いと思う。

 そうでなくて、早期退職に応募して退職した方、勧奨されなかったけど自己都合で辞めちまった方、などは再就職しようとなると、精神的にも、身体的にもけっこうキツい状態になる。

 辞めたときは、それなりに野心とかアテがあった。でもそのアテが外れた、などというケースは結構あると思う。(自分がそうだ。)

 自分の場合個人事業主として士業事務所を開業したものの、営業が下手くそなせいか全くお客さんが続かない。しょうがないから、しばらく前から職探しを始めた。

 60歳(還暦)を過ぎてハローワークに行くと、仕事がないわけではない。

 自宅が神奈川県なので、横浜、川崎で検索すると職はある。

 その職を受け入れられるかとなると、結構ためらう。あれこれ選り好みを言ってる場合ではないので、早々に入れるところに入れてもらうべきだと頭では理解している。

 だからこう考えることにした。

 「とりあえず安定収入を確保することが最重要課題だ。文句や不平をいうのはその後だ。」

 「体裁を気にしている場合じゃない。3年はやる。体力的に持たないときだけ退職を考えよう。」